映画を観て考えたコト
みなさんはご存知でしたか。
プロジェクター レンタルという便利なシステムを。
これで、『大魔神』シリーズを観ました。
『ガメラ』の大映特撮スタッフと大映京都の時代劇路線が合体して生み出された傑作シリーズです。
大きすぎない魔神のスケールに合わせたミニチュアがリアル。
魔神は民の怒りの代弁者でもありますが、怒りだしたら善悪の見境がない、横浜の佐々木よりも巨人のガルベスみたいな性格です。
死刑廃止について様々な見解が飛び交う中、廃止推進派の発言の中で一番説得力のあるのは、「えん罪だったらどーすんだ」の声ですね。
とり返しがつかない。
確かに・・・。
しかし、映画の世界ではそれがさらに深刻。
例えば、ゴジラが一匹の怪獣を倒す為に、何人の人がビルの中で潰れることか。
しかし、彼の場合、正義の行為なのかも判断できない、いわばケダモノの仕業なので、それらの遺族は事故として、あきらめるしかありません。
ところが、大魔神はどうでしょうか?
大魔神の行う殺りくは常に、彼の中では正義の行為として納得したモノです。
これが危険なのです。
火あぶりにされる娘を助ける為に、相手方をみんな悪と決めつけ、情状酌量の余地がある者にさえ悪側と見れば全て極刑。
・・・そして、娘は本当に無罪なのか?
第一こんな怒りんぼう、激情型の殺人者のハニワ野郎に冷静な判断が、現場で確認されているとは思いがたいものがあります。
今"大魔神"シリーズを観て死刑制度について考えてみてはどうでしょうか・・・。
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