床の間の提案 2
最近では、スペースの関係で床の間のない家も多いようです。
せっかく床の間をつくっても、テレビやタンスなどの物置き場になっているところも少なくありません。
しかし、床の間は和室という形式をとらないで、出窓を洋風の床の間にしたり、玄関や階段の踊り場など、ちょっとしたスペースを床の間に工夫することができます。
壁のくぼみをニッチといい、通常は壁厚を利用して、奥行き10センチ前後が多いのですが、奥行きを30センチにすると、小型ながらりっぱな床の間ができます。
東京都のあるお宅では、ここに色紙や四季の花を飾って、季節の移ろいや折々の気持ちを表現しているそうです。
このお宅の8畳の和室は、ここから食堂をのぞけます。
障子をしめると、和室のふみこみの板の間はそのまま床の間として使うことができるんだそうです。